娘が不登校になって以来、
お世話になり続けている SC(スクールカウンセラー)の先生。
先日のカウンセリングの際、
私は先生に
「山中さんは頑張りすぎだと思うよ」
と言われてしまいました。
それまで
「頑張りすぎている」という自覚が一切なかった私は
その指摘にビックリしたのですが
SCの先生によると
「不登校の親御さんは❛頑張りすぎ❜を自覚できていない人がとても多い」
とのことで、
私はその例に完全に当てはまっているのだそうです。
たしかにオーバーワーク気味だったかも・・・。
娘が不登校になった2学期の初めから
これまでの3か月余りを振り返ってみると、
たしかに私の生活は大きく変わりました。
日々の仕事、家事、猫の世話に加え、
不登校の娘のケア
という大きな役割が加わったからです。
だけど、
そのことで他の部分にしわ寄せが出ないよう、
起床時間を早くする
休養時間を削る
などしていた結果、
休養時間が明らかに足りていない
↓
オーバーワーク気味になっていた
ということに、
SCの先生の指摘でようやく気付くことができたのです。
物事の優先順位を決めることに
オーバーワーク気味になっていたことに
ようやく気付くことができたとはいえ、
手を抜くことができないものもある
というのも現実・・・。
だからと言って
今のままの生活を続けていたら
いずれ
心身共に疲弊してしまう
のは目に見えています・・・。
そこで
日々の「やらなければならないこと」に
優先順位をつけてみることに。
私の優先順位
1位・娘の対応
2位・猫の世話
3位・仕事&家事
4位・料理
少しでも疲れを感じている時、
優先順位の低いものは
「手を抜く」もしくは「後回し」にするようにし、
物理的な負担を極力減らしてみることに決めました。
罪悪感が出てきたら「まぁいいか」と唱えるように
今まで頑張りすぎていた人が
急に「手抜き」をするようになると
大なり小なり
罪悪感
を感じてしまうケースは多いようです。
私もその例に漏れず
その思いにさいなまれてしまったのですが、
SCの先生は「罪悪感」への対処法も教えてくれました。
それは
「まぁいいか」を口癖にする
ということだそう。
「まぁいいか」は
「罪悪感を帳消しにしてくれる魔法の言葉」で、
罪悪感が湧いてくるたびに声に出して唱えるようにする
と
不思議と気持ちが楽になってくるとのお話でした。
「まぁいいか」は本当に魔法の言葉だった!
どこか半信半疑のまま、
口にするようにした「まぁいいか」という言葉。
初めのうちは
特に何の変化も感じなかったのですが、
2日、3日と続けていくうちに
頑張らないことに対する後ろめたさが減っている
のが
ハッキリと分かるようになりました!
むしろ
「心と身体が元気でいられるように調整している」
と捉えられるようになり、
上手に手を抜くことができるようになったのです!!
たった一言のシンプルな言葉ですが
「まぁいいか」の威力を痛感しました。
おわりに
SCの先生に「頑張りすぎ」と指摘されるまで
オーバーワークを全く自覚できていなかった私。
あそこで気付くことができずに「頑張り続けて」いたら、
どこかで心身の調子を崩してしまっていたかもしれません。
不登校児との対峙は長期戦。
(私は「中学校3年間」は付き合う覚悟でいます)
「優先順位」と「まぁいいか」を大切にしながら、
無理なく「不登校の親」を続けていきたいと思います。
私立中1年の女の子(不登校中)+2匹の猫の母。1981年生。
教員免許(中高・国語)、司書資格アリ。塾講師経験アリ。
ホロライブが大好き(箱推しです♪)
「山中みさと」は本名ではなく、
「けいおん!」の「山中さわこ先生」と
「新世紀エヴァンゲリオン」の「葛城ミサトさん」から
名字と名前をいただいてつけたライターネーム。
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