学歴と刑務所入所者の関係:刑務所入所者は学歴が低い

一部のインターネット上の記事に出ていましたが、

法務省の2010年「矯正統計」によると、

学歴別の刑務所入所者の構成は、

 

中学校卒業

→全体の41.7%

 

高校中退

→全体の24.0%

 

高校卒業

→全体の25.2%

 

となっています。

 

つまり、

 

刑務所への入所者のうち90.9%は高卒以下の学歴

 

ということになります。

 

ちなみに

 

大学中退

→2.7%

 

大学卒業

→4.4%

 

でした。

 

大学進学者の割合も増えてきている中での結果なので、

「大学進学者自体が少ないから割合も小さいんだ」とは言えず、

やはり犯罪を犯してしまうことと学歴は関係がありそうです。

*多少、年齢・世代の影響はありそうです(高齢者は学歴が低め等)

 

刑務所に入所してしまうと、

それこそ人生設計は破綻してしまいますし、

貧困の連鎖へと飲み込まれてしまう危険性が大きく増してしまいます。

 

特殊な側面ではありますが、

 

高卒は大卒に比べて生涯賃金が低い

【教授のコラム】「大学に行くのが結局お得」は本当か(前編)

 

【教授のコラム】「大学に行くのが結局お得」は本当か(後編)

 

高卒は大卒に比べて離職率が高い

【進路選択】進学か?就職か?大学教授からのアドバイス【大学教授に聞いてみた②-1】

 

というデータが出ていますので、

学歴というものがマイナスな側面に影響を及ぼしている可能性があるかもしれません。

 

自分の子どもを受刑者にさせないためにも、

子どもへの教育はしっかりとしたいところです。

 

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